【事例報告】2011年度インターンシップ事例⑬株式会社ワールド山内
道内トップの金属加工トータルソリューションカンパニーの挑戦!
社員の心を一つにする社内報の誕生。
板金加工技術、機械加工技術、溶接・表面処理といった後加工技術を組み合わせた複合技術による一貫生産を強みとし、月産8万部品もの製品を開発しているワールド山内。今後のさらなる持続的発展を目指し、社長や幹部が考えるビジョンを全社員に伝えたい。その1つの手段として社内報を作成し、ビジョンの共有ツールとして社内に根付かせたいという思いから今回のプロジェクトがスタートした。
・インターン受入企業/SV:株式会社ワールド山内 専務取締役 山内雄矢 氏
・インターン生:小樽商科大学商学部3年 吉田 空美さんなど3名
・インターン期間:2011年8月~9月
・担当コーディネーター:柴田淳之介
◆受入企業SVからのコメント
株式会社ワールド山内 専務取締役 山内雄矢 氏

今回3人には、社長の想いを社員に伝える社内報を計12ページで作成してもらい、計110部の製本をしてもらいました。結論として、評価は高いです。
ミッションを伝えればその達成に向けて、自分たちなりに分析してシナリオを考えてくれました。3人が役割を作り、それぞれの力を融合させてやっているのが伝わりました。
さらに、当事者意識を持って考え、「使えるか分からないけど、こういうのどうですか?」というように、プラスアルファの提案をたくさんしてくれたことが嬉しかったです。
言われたことしかできない学生が多い中、皆は自分達で動いてくれて、とても優秀だと思います。皆はこれからどんなところでも通用する人材になっていくと思います。
学生時代にやっていることは3年先、5年先につながりますので、感謝の気持ちや謙虚さを忘れずに今やっていることを貫いて下さい。決して無駄にはなりません。
10月に社内報が社員に配られました。変化は目には見えにくいですが、これから益々、団結力が出てくると思います。ありがとうございました。
◆インターン生からのコメント
小樽商科大学商学部3年 吉田 空美さん
インターン前に私は「就職活動に向けて、何か自信を持って語れるような経験をしたい」と考えていました。そして、ワールド山内さんと出会い、この会社では大学で学んだ経営学の知識を生かした経験ができるかもしれないと考え、参加を決めました。
インターンシップを振り返って思うのは、本当に多くの学びがあったということです。最も貴重な経験だと感じていることは、私たちインターン生の自主性を最大限に尊重して下さったことです。自主的にものごとを企画し、実現させるというプロセスを現実の会社の中で体験出来ました。社長さんや専務さんは、私たち学生の提案に本当に真剣に向き合って下さるのが嬉しくて、精一杯インターンシップに取り組もうと思えました。
今回、私は自分の経営学の知識が生かせると思っておりましたが、それは大きな思い違いでした。多少、経営学の本を読んだことがある程度では実際に社会に出ても、その知識を生かすことが出来ないからです。
社内報の企画の1つに、株式会社ワールド山内を分析しようというものがありました。しかし、業界のことを詳しく知らず、曖昧な知識で企業分析を行うことは全く不可能でした。この経験から、大学で学んだことを実社会で生かすには、今まで考えていたよりその学問を深く学ぶこと、その他の社会常識をしっかり身につけなくてはならないことを学びました。現在は就職活動に向けて「経営学を学びました!」と胸を張って言えるように経営学の本と、少しずつではありますが、今まで読んだことのなかったビジネス書や新書などを読むようにしています。
◆担当コーディネーターからのコメント
吉田さんはプロジェクトのリーダーとしてチームを引っ張り、社内報作成を完成に導いてくれました。ワールド山内さんに訪問し、工場を見学させていただいたときには、山内専務に誰よりも積極的に質問をしていました。わからないことをそのままにせずに、自ら動いてわからないことを解決していく自発的な行動力や主体性は吉田さんの強みだと感じました。
山内社長から多くのことをヒアリングして、記事にしていく作業は簡単ではなかったと思います。3人全員がワールド山内のために何ができるかと真剣に考えてアイデアを出し、企画に落とし込んでいったからこそできた社内報だと思います。また、山内専務のフォローなしには今回の成功はなかったと思います。学生の提案を真剣に聞いてくれる専務がいたからこそ、「自分の意見も聞いてもらえるんだ。」と学生は感じられたと思います。そういう感覚が学生のさらなる挑戦を引き出したことだと思います。
吉田さんが振り返り、今までの経営の勉強が通じなかった経験を活かして今後の学びを深めて欲しいと思いますし、吉田さんの強みである前に進む力を活かして次なる挑戦をしていってください。










