【事例報告】2011年度インターンシップ事例⑪NPO法人S-AIR
◆海外アーティストの活動を支援!手作りアートマップ作成プロジェクト
才能あふれる海外のアーティスト・クリエーターに札幌市に2〜3ヶ月滞在してもらい、創作活動をする機会を提供しているエスエア。インターン期間中には2名のアーティストがエスエアで創作活動を行っていた。日本語を話せない海外アーティストの多くは、創作活動の資源を見つけるのに苦労していた。そこで、彼らの活動を支援するため、周辺地域のエリアマップを作成することをミッションとしたインターンが動き出した!
・インターン受入企業/SV:NPO法人S-AIR/代表 柴田 尚 氏
・インターン生:小樽商科大学商学部3年 中村穂奈美さん など2名
・インターン期間:2011年8月~9月
・担当コーディネーター:柴田淳之介
◆受入企業SVからのコメント
NPO法人S-AIR 代表 柴田 尚 氏
中村さん、河本さん、色々やっていただいてありがとうございました。
まず2人が入ってきて変化がありました。うちに来たベトナムとカンボジアのアーティストが若かったので、彼らとすごく仲良くなっていただいたことで、彼らがとてもなごんで仕事がやりやすくなったということがあります。
それから2人は、事務所とアーティストのアパートの周りの地図のイラストマップを作ってくれまして、これが大変よくできていました。実は、あまり美術的なことを期待しないで来ていただきましたが、とてもよくできていて、次にルーマニア、ドイツから来るアーティストも使ってもらうことになっています。これはエスエアにとって、伝統として残るものになったと思います。
また、アーティストに手作りうちわのお土産も作ってくれ、たくさんの日本文化に触れてもらうきっかけを作ってもらい、彼らも非常に喜んで帰国してくれました。大変ありがとうございました。
◆インターン生からのコメント
小樽商科大学商学部3年 中村穂奈美さん(*写真左)
インターンを始めたキッカケは夏休みを有意義なものにしたかったからです。この時期、私は3年生で就活を控えていましたが、社会に出るにはまだまだ自信がなく、夏休みを使って自己成長に取り組みたいと考えていました。
私は大学で経営学を学んでいて、さらに昔から絵を描くことが趣味でアートに興味がありました。
エスエアで行なっている、アートを経営するという意味の「アートマネジメント」。
ここでの研修で大きな学びを得られると考えました。
今回のインターンを通じて、私は積極的なコミュニケーションの大切さを学びました。英語が話せずコミュニケーションをとることが難しかったのですが、とにかく伝えようとする事が大切だと感じました。特に私たちの間にはアートという共通した話題があり、絵を描いたりしながらすぐに仲を深めることができました。
今後はこの学びを活かし、人と交流する場を大切にしようと考えています。就職活動を控えているので、就活交流会を開いたり、新たにプロジェクトに参加したいと考えています。インターン終了後は「積極性」を大切に日々過ごしています。
◆担当コーディネーターからのコメント
今回、代表の柴田さんから海外アーティストの創作活動を支援するプロジェクトをやりたいとお話をいただいたとき、実は敢えて詳細な内容を決めずにプロジェクトを設計しました。アーティストの支援をミッションとすることで、言葉が通じないことによるコミュニケーションの壁が必然的に生まれる事が予想できたからです。
しかし、2人は主体的に考える力が強く、イラストを使ったコミュニケーションの取り方を見つけてその壁を克服し、仕事を進めていきました。また、自分たちに与えられた仕事以外の場面でも相手の立場になってものごとを考え、アーティスト達に手作りのうちわをプレゼントするなどしてくれました。
海外アーティストが日本に訪れることで、新しい感性が日本に入ってきます。そうすることで、日本のアートが多様化し、アートを通じた地域の交流などが増えていくことと思います。これからも一人でも多くの海外アーティストに日本に来てもらい、たくさんのアーティストに日本での活動を有意義なものにしていただきたいです。











